実験方法
初期容量におけるグラフェン有無の比較
グラフェンを用いた場合では、用いない場合と比較し、1.5倍の初期容量を示した。
活物質 | 活物質:導電材:バインダ=80:10:10 |
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対極 | リチウム金属 |
電解液 |
1M LiPF6, EC/DEC 添加剤なし |
レート |
0.1C |
放電レート特性におけるグラフェン有無の比較
0.5Cから50Cまでの放電レート特性
- グラフェンを用いた場合では、放電容量が50%増加している。
- グラフェン自身の持つ充放電容量の寄与もありうる。
常温1Cサイクル
- 500サイクル後の放電容量は、グラフェンがある場合は15%上回っている。
- 一方クーロン効率の低下は、グラフェン上の抵抗被膜の影響と思われ、電解質組成の適正化を実施中。